RIDE ON TIME

腕時計は男のステータス!ということで思い切って購入。Amazonで¥1,070。この腕時計に見合った男になれるよう精進します。

 

恋愛小説2~若葉のころ

恋愛小説2~若葉のころ

 

昨年の洋楽カバーアルバムに続いて、今作は邦楽カバー。プロデュースは伊藤ゴロー、バックを固めるのは手練れのミュージシャンたち、という時点で一定のクオリティは担保されている。選曲も王道。面白味はなくとも安心して聴ける一枚って感じ。自分はapple musicでダウンロードしたので音質については言及できないけど、SHM-CDのミックスやハイレゾ音源の評判も良さそう。

 

で、アルバムリリースに合わせて出演した音楽番組で欅坂46と歌った『時をかける少女』が良かった。

自分が15歳の時に歌った曲を、48歳になった今、14歳の女の子とデュエットするってのは感慨深いだろうなぁ。冒頭の左右から二人が歩いてくる演出で、ふと『サニー 永遠の仲間たち』が浮かんだ。失恋した過去のイム・ナミを現在のイム・ナミが慰めるシーン。自分のことながら『時をかける少女』から『サニー 永遠の仲間たち』に行き着く文化的な贅沢っぷりに震える。

そういえば原田知世はボニーMの『サニー』もカバーしていたな、と思ってゴンチチプロデュースの『Summer breeze』(2001)を久々に聴いてみて、基本的にこの頃から原田知世の音楽活動はブレていないことを再確認。

 

動画の『時をかける少女』に戻るけど、実は原田48よりも欅坂46に相当ヤラれている。振付が絶望的に楽曲とマッチしていないにも関わらず健気に踊っている姿が微笑ましい。

平手ちゃん、大所帯における個体識別性が高い上に歌声もスペシャルワンで惚れ惚れするな。これは大エースですわ。それから、キリッとした平手ちゃんの対極にいるようなポワンとした存在感を放つ長濱ねる(2分29秒~ソロ)も最&高。ちょっと可愛すぎじゃないですかね。メンバー入りの紆余曲折とか見る限り、運営は二枚看板として育てていくんだろうか。いいぞ、もっとやれ。

ぼくらが旅に出る曲が好きな理由

 

相変わらずアイドルネッサンス石野理子に首ったけ。このたび、こぶしファクトリー『チョット愚直に!猪突猛進』を口ずさむシーンが公開されてテンションがガンガンズイズイグイグイ上昇したことをメロラップに乗せて報告させていただきます。それにしても彼女はスター性の塊だな。アクターズスクール広島では鞘師里保中元すず香の背中を見て育ったという実力派で、絵がヘッタクソ個性的なのもポイント高い。ソロでの仕事も増えてきてるようだけど、彼女単体じゃなくてアイドルネッサンスとしてブレイクすることを祈るばかり。

 

World's Magic

World's Magic

 

the fin.やNINGENCLUBらと共に関西インディーズで注目されていたNOKIES! のフロントマン、クメユウスケを擁するSpecial Favorite Musicの1stアルバム。NOKIES!の北欧風インディーポップとは打って変わって、SFMは歌謡テイストの強いモダンなシティポップ。この変わり身の早さというか振れ幅の大きさがイマドキの才能ある若者だなぁと感じる。

ホーンやヴァイブラフォンの使い方が本当に洒落ていて心憎い。低血圧なボーカルと繊細なコーラスワークも良い。ゴージャスで淡くて儚い感じがまさにマジックアワー。リフレインされる『旅に出ようぜ』というフレーズには『ばらの花』を思い出さずにいられない。「ここではないどこかへ」というのは芸術の普遍的なテーマだなぁ。

 

グリーン・マシーン

Greene Machine

 

Ed Greeneって洋楽に疎い自分でも知ってるくらい有名なドラマーだけど、たしかに今まで彼名義の作品って聴いたことないなと思ったら初のリーダー作品なんすね。しかも日本独自リリースとのこと。

めちゃ良かった。ゲストボーカルを迎えた『Green Light』のエヴァーグリーンっぷりに一発ノックアウト。個人的にはMETAFIVE『Don't Move』と年間ベストトラック競いそうな勢いで好き。大御所にこんなの作られたら敵わんっすよ、という若手の溜息と嫉妬が聞こえくるようだ。切れ味の鋭いギターリフにトリップする『On My Way』や、今にもDonald Fagenが歌い出しそうな雰囲気の『Summertime Parade』などなど、最高峰のシティソウル/AORの釣瓶撃ち。たまらんっす。これ、本当に日本独自リリースでいいんだろうか。

湘北高校サッカー部

GWはショクバというテーマパークでジョウシという猛獣を見たりクレームショリというイベントを体験したりザンギョウというサービスを満喫。どうだ羨ましいだろう。というわけで先月末からの新譜ラッシュに完全に置いてけぼりを食らってる。パワプロやってたせいでもあるけど。Radiohead、ANOHNI、Ed Greene、Drake、Bill Evans、ayU tokiO、Special Favorite Music、でんぱ組.inc相対性理論、Homecomings、Perfume原田知世……まだほとんど通して聴けてない。でも各所の評判を聞きかじる限り、どれも年間ベスト級の賛辞が飛び交ってて嬉しい悲鳴。LUCKY TAPESとかSpecial Favorite Musicが評価されるのが2016年っぽい空気感だなぁ。

 

ブレーブスは今日も元気にボッコボコ。これで7勝24敗。31試合でホームランはわずか8本、勝率.226、チーム打率.225。DeNAを遥かに凌ぐ暗黒っぷり。ホーム成績1勝16敗って何かの間違いじゃないかと脳が理解するのに時間がかかるレベル。まぁでも日本でほとんど話題にならない球団だし、いっそのこと負けまくったほうが盛り上がるかもな。シーズン後半は選手たちが奮起して何とか盛り返して、勢いそのまま来季は一気に優勝!というレスターみたいな展開に……ならんか。切ない。

レスターの優勝は本当に嬉しく思っている。どこかで見かけたレスターの年間ゴール集にアザールのゴールが含まれていて、ユニフォームの色といい、実に違和感がなくて笑ってしまった。打ち合い上等の序盤戦、メンバー固定して一気に安定した中盤戦、研究されて苦しみながらも気迫で乗り切った後半戦……岡崎所属ということでほとんど全ての試合を見ることが出来た日本人は幸運だったね。

これはめちゃくちゃ個人的な意見だけど、選手たちの個性だとか、監督のドラマ性だとか、シーズン展開や試合展開なども含めて、『スラムダンク』の完全実写版を見てしまったような、そんな感覚。主将・モーガンは途中から完全にゴリに見えてきたし、パスを覚えたマフレズは流川そのものだったし、かつて混乱をもたらしたヴァーディーの飛び道具に何度も救われたし、そして岡崎に関しては「道楽か…そーかもしれんね。日一日と…成長が はっきり見てとれる。この上もない楽しみだ」と心のなかで呟いた安西先生と全く同じ気持ちで見ておりました。

安定の昭和師匠動画。戸田和幸による「岡崎の果たしている仕事」の解説が素晴らしくて泣けてくる。現役時代のプレーはダーティーだったけど解説は丁寧かつ的確で、ひょっとして今一番の解説者かも知れないな。たとえ興味薄のカードでも「この人が解説だったら見てみるか」と思わせてくれる。永島昭浩も違う意味で見てみたくなるけど。

清水ファンの自分にとって、赤いモヒカンで自国開催のワールドカップに出場して優香とどん兵衛のCMで共演してスパーズに移籍した戸田はスーパースターそのもの。いつか清水の監督やってほしいなぁ。

君が誰かを想って生きてるなら

PS4とパワプロの新作を併せて購入して、よっしゃ栄冠ナインやるで!と思ったら

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どうやら俺が今日までずっと使ってきたハンドルネームは不適切な表現だったらしい。前々回の日記で「このハンドルネームはかれこれ10年以上名乗ってるけど、やっと報われた気がする」と書いた矢先にこれ。泣ける。

 

というわけで不適切な人物が不適切な文章を書き殴る不適切なブログがこちらです。みなさんと不適切な関係を築いていけたらと思っています。どうぞやらしくお願いします。

衝撃リバイバル

衝撃リバイバル

 

一切の予備知識もなく聴いた時点で「タイトルといい、節回しといい、山口百恵っぽいな」なんて思ってたら、本人のフェイバリットがまさに百恵ちゃんとのこと。インタビューでのガチっぷりに笑う。自分も「速報!歌の大辞テン」では古いほうのランキングばかり見ていたし、恐らく日本でただ一人、上戸彩のことを「エンタの神様で『プレイバックpart2』を歌った子」という認識をしている種類の人間なので、勝手に親近感を覚えてしまう。

一昔前に流行ったEGO-WRAPPINとか倉橋ヨエコとかジムノペディあたりのジャズ歌謡よりも純度の高い昭和歌謡。「YAMAHA SG7を肩にかけ、懐かしさと新鮮さの共存するサウンドで平成の世にハッカ飴を投じるべく活動中」というコンセプトが実にソニー・ミュージックぽい。

そうそう、ソニー・ミュージックといえば、女王蜂の新曲が相当ヤバい。今年ベスト級。昨年の『売春』からの流れが美しすぎて泣きそうだ。

踊るということ、祈るということ、想うということの尊さを感じさせてくれる。

デタラメライミン

NPBカープ・新井さん2000本安打。嬉しいです。新井が……好きだから。いやしかし、前田智徳の笑顔ひとつない2000本安打達成インタビューも前田らしくて印象的だったけど、新井さんの満面の笑みも彼らしくて素晴らしかった。偉業達成おめでとう。

MLBマエケン3勝目。打者天国と言われるクアーズ・フィールドで無失点は立派。そして岩隈はフェルナンデスの体調不良で緊急登板して7回2失点の好投。日本人の登板日もずれたし、これでダルビッシュが復帰してきたら毎日楽しめるな。ブレーブスは9連敗→4連勝→6連敗。成績を追うのも辛くなってきた。苦行かよ。

 

Sia、SCANDAL、スカート、SALU、SOIL&"PIMP"SESSIONSあたり(やたらサ行が多いな)の新譜が良い感じ。まだ通しで2,3回くらい聴けてないけど。今やってる作業が一段落したら感想でも書こうかな。

あとは引き続きスチャダラパー(またサ行)を聴いてる。でも一番好きなのはCD未収録の『スチャダラパーのテーマPT.1』だったりする。初めて聴いたときは衝撃を受けたなぁ。

1989年、第2回DJアンダーグラウンドコンテストでこの曲を披露したスチャダラパーは特別賞受賞

1989年に「太陽にほえろ」を持ってくるセンスの良さ。異常だろ。上記の動画はスチャダラパー10周年ライブ「1990-2000 SDP」でのライブ映像。BOSEのラップもキレキレだし、『一般庶民にデタラメライミン マイクを握ってWe just coming』って日本ヒップホップ史上に残る名リリックではなかろうか。音源化されなかったのは大人の事情ってやつか。

 

というわけで今回の記事では所々で韻を踏んでみた。以上。

今日は土曜日だ大集合

カープ大敗。ベイス相手にジョンソンで落とすのは痛すぎる。それも開幕戦に続いて2度目。まぁ強いチームは僅差で勝って大差で負けるというし、切り替えて欲しい。

僅差で負けて大差で負けていたブレーブスは、現在4勝10敗。ベイスよりはマシといったところまで持ち直してきた(持ち直せていない)。チーム打率は相変わらず酷い有様。ホームランも14試合でたったの3本。にも関わらず完封負けを喫したのは1試合だけ。正直、どうやって勝ってるのか謎。

それはそうと、前田健太岩隈久志田中将大が揃って同じ日に登板するローテーション組まれてるのが何とも惜しいので、どこかでスライドしてくれないかしら。

 

D.A.N.

D.A.N.

 

心地良いリズム。浮遊感のある歌声。ミニマルでメロウ。OGRE YOU ASSHOLEクラウトロック感と、APOGEEニューウェーヴ感。以上!と言ってしまっては乱暴すぎるか。モダンなサウンドだと思うけど、なんとなく物足りなく感じるかな。いっそインストにするか、一時期のサカナクションみたいに振り切ってくれれば良いのに。

 

スチャダラパーのミニアルバムが気になってる。リード曲『レッツロックオン』、フィリーソウル感のあるトラックはスチャ以外だとダサく聴こえちゃうかも知れないね。彼らのキャラが立ってるからこそ成立してる絶妙のバランスだと思う。

去年出たアルバム『1212』もかなり良かった。『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』のCMソングとして『ゲームボーイズ2』を提供って、字面だけで鳥肌モノじゃないか。初代『ゲームボーイズ』にあった愛ゆえの毒が欲しかったところではあるけども、いつまでも愛や希望を歌い続けるポップス畑の人たちと違って、ちゃんと本人たちが加齢していることにホッとする。チャットモンチーとの共作『M4EVER』もめちゃ良かった。橋本絵莉子に「息子を心配する五十路の母親」を歌わせた時点で勝ち確定。ていうか、えっちゃんに「もしもしBOSE?お母さんだけど」って言われる日が来るなんてな。このハンドルネームはかれこれ10年以上名乗ってるけど、やっと報われた気がする。

私の頭の中の堀込泰行

ルナが怪我で離脱のため堂林が一軍合流。チームが好調だっただけに打線はいじりづらいところだったけど、ルナに関しては調子がいまひとつだったので良いタイミングだったのかも。まぁそれも堂林が打たなければ……と書いてたら堂林1号ホームラン。これは鯉のプリンスですわ。

 

4月30日まで値下げ中ということで買おうか迷ってる。数年前にノイズキャンセリング搭載ヘッドホンを試聴したときに感じた「いかにもノイズをキャンセルしてまっせ」的な違和感が皆無。装着した瞬間、本当に防音室に入ったような静寂に包まれる。イヤーパッドの着け心地も抜群に良い。車通勤だし、騒音の中で音楽を聴くシチュエーションはないのだけど、キーボードのタッチ音や空気清浄機の動作音といった生活音が消えて音楽に没入できるのは大いに魅力的。ただ、乾電池が切れてノイズキャンセリングがオフになったときに音質が大幅に低下してしまうのがネックではある。AVをこっそり観るときに外界の音が聞こえないのも不安だな。現状のMDR-1RMK2に不満があるわけではないし、うーん。

 

純情ランドセル(初回限定盤)(DVD付)

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相変わらず器用なバンドだなぁ。俺個人の勝手な印象だけど、きのこ帝国といきものがかりを直線で結んだ中心にいるような、そういうポジションにいるバンドだと思ってる。そんなポジションあったの!?っていう場所に、すっぽりと収まってしまっている。

『ショートホープ』が特に良い。刹那的な希望=ショートホープにすがる人間を描いた歌詞も秀逸だし、ブラック・コンテンポラリーやアーバンソウルのアダルトな雰囲気も世界観に合ってて素敵。蔦谷好位置のピアノソロが炸裂するアウトロも格好いいね。

そうそう、『あなたのあのこ、いけないわたし』という曲、ちゃんと聴くまで『あなたのあこ、いけないわたし』と勘違いしてて、なんかすごいド直球な欲求不満ソングが来たなと思ってた。頭のなかで堀込泰行が「僕の短小をジョークにしても眉をひそめないで」と歌ってた。