湘北高校サッカー部

GWはショクバというテーマパークでジョウシという猛獣を見たりクレームショリというイベントを体験したりザンギョウというサービスを満喫。どうだ羨ましいだろう。というわけで先月末からの新譜ラッシュに完全に置いてけぼりを食らってる。パワプロやってたせいでもあるけど。Radiohead、ANOHNI、Ed Greene、Drake、Bill Evans、ayU tokiO、Special Favorite Music、でんぱ組.inc相対性理論、Homecomings、Perfume原田知世……まだほとんど通して聴けてない。でも各所の評判を聞きかじる限り、どれも年間ベスト級の賛辞が飛び交ってて嬉しい悲鳴。LUCKY TAPESとかSpecial Favorite Musicが評価されるのが2016年っぽい空気感だなぁ。

 

ブレーブスは今日も元気にボッコボコ。これで7勝24敗。31試合でホームランはわずか8本、勝率.226、チーム打率.225。DeNAを遥かに凌ぐ暗黒っぷり。ホーム成績1勝16敗って何かの間違いじゃないかと脳が理解するのに時間がかかるレベル。まぁでも日本でほとんど話題にならない球団だし、いっそのこと負けまくったほうが盛り上がるかもな。シーズン後半は選手たちが奮起して何とか盛り返して、勢いそのまま来季は一気に優勝!というレスターみたいな展開に……ならんか。切ない。

レスターの優勝は本当に嬉しく思っている。どこかで見かけたレスターの年間ゴール集にアザールのゴールが含まれていて、ユニフォームの色といい、実に違和感がなくて笑ってしまった。打ち合い上等の序盤戦、メンバー固定して一気に安定した中盤戦、研究されて苦しみながらも気迫で乗り切った後半戦……岡崎所属ということでほとんど全ての試合を見ることが出来た日本人は幸運だったね。

これはめちゃくちゃ個人的な意見だけど、選手たちの個性だとか、監督のドラマ性だとか、シーズン展開や試合展開なども含めて、『スラムダンク』の完全実写版を見てしまったような、そんな感覚。主将・モーガンは途中から完全にゴリに見えてきたし、パスを覚えたマフレズは流川そのものだったし、かつて混乱をもたらしたヴァーディーの飛び道具に何度も救われたし、そして岡崎に関しては「道楽か…そーかもしれんね。日一日と…成長が はっきり見てとれる。この上もない楽しみだ」と心のなかで呟いた安西先生と全く同じ気持ちで見ておりました。

安定の昭和師匠動画。戸田和幸による「岡崎の果たしている仕事」の解説が素晴らしくて泣けてくる。現役時代のプレーはダーティーだったけど解説は丁寧かつ的確で、ひょっとして今一番の解説者かも知れないな。たとえ興味薄のカードでも「この人が解説だったら見てみるか」と思わせてくれる。永島昭浩も違う意味で見てみたくなるけど。

清水ファンの自分にとって、赤いモヒカンで自国開催のワールドカップに出場して優香とどん兵衛のCMで共演してスパーズに移籍した戸田はスーパースターそのもの。いつか清水の監督やってほしいなぁ。

君が誰かを想って生きてるなら

PS4とパワプロの新作を併せて購入して、よっしゃ栄冠ナインやるで!と思ったら

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どうやら俺が今日までずっと使ってきたハンドルネームは不適切な表現だったらしい。前々回の日記で「このハンドルネームはかれこれ10年以上名乗ってるけど、やっと報われた気がする」と書いた矢先にこれ。泣ける。

 

というわけで不適切な人物が不適切な文章を書き殴る不適切なブログがこちらです。みなさんと不適切な関係を築いていけたらと思っています。どうぞやらしくお願いします。

衝撃リバイバル

衝撃リバイバル

 

一切の予備知識もなく聴いた時点で「タイトルといい、節回しといい、山口百恵っぽいな」なんて思ってたら、本人のフェイバリットがまさに百恵ちゃんとのこと。インタビューでのガチっぷりに笑う。自分も「速報!歌の大辞テン」では古いほうのランキングばかり見ていたし、恐らく日本でただ一人、上戸彩のことを「エンタの神様で『プレイバックpart2』を歌った子」という認識をしている種類の人間なので、勝手に親近感を覚えてしまう。

一昔前に流行ったEGO-WRAPPINとか倉橋ヨエコとかジムノペディあたりのジャズ歌謡よりも純度の高い昭和歌謡。「YAMAHA SG7を肩にかけ、懐かしさと新鮮さの共存するサウンドで平成の世にハッカ飴を投じるべく活動中」というコンセプトが実にソニー・ミュージックぽい。

そうそう、ソニー・ミュージックといえば、女王蜂の新曲が相当ヤバい。今年ベスト級。昨年の『売春』からの流れが美しすぎて泣きそうだ。

踊るということ、祈るということ、想うということの尊さを感じさせてくれる。

デタラメライミン

NPBカープ・新井さん2000本安打。嬉しいです。新井が……好きだから。いやしかし、前田智徳の笑顔ひとつない2000本安打達成インタビューも前田らしくて印象的だったけど、新井さんの満面の笑みも彼らしくて素晴らしかった。偉業達成おめでとう。

MLBマエケン3勝目。打者天国と言われるクアーズ・フィールドで無失点は立派。そして岩隈はフェルナンデスの体調不良で緊急登板して7回2失点の好投。日本人の登板日もずれたし、これでダルビッシュが復帰してきたら毎日楽しめるな。ブレーブスは9連敗→4連勝→6連敗。成績を追うのも辛くなってきた。苦行かよ。

 

Sia、SCANDAL、スカート、SALU、SOIL&"PIMP"SESSIONSあたり(やたらサ行が多いな)の新譜が良い感じ。まだ通しで2,3回くらい聴けてないけど。今やってる作業が一段落したら感想でも書こうかな。

あとは引き続きスチャダラパー(またサ行)を聴いてる。でも一番好きなのはCD未収録の『スチャダラパーのテーマPT.1』だったりする。初めて聴いたときは衝撃を受けたなぁ。

1989年、第2回DJアンダーグラウンドコンテストでこの曲を披露したスチャダラパーは特別賞受賞

1989年に「太陽にほえろ」を持ってくるセンスの良さ。異常だろ。上記の動画はスチャダラパー10周年ライブ「1990-2000 SDP」でのライブ映像。BOSEのラップもキレキレだし、『一般庶民にデタラメライミン マイクを握ってWe just coming』って日本ヒップホップ史上に残る名リリックではなかろうか。音源化されなかったのは大人の事情ってやつか。

 

というわけで今回の記事では所々で韻を踏んでみた。以上。

今日は土曜日だ大集合

カープ大敗。ベイス相手にジョンソンで落とすのは痛すぎる。それも開幕戦に続いて2度目。まぁ強いチームは僅差で勝って大差で負けるというし、切り替えて欲しい。

僅差で負けて大差で負けていたブレーブスは、現在4勝10敗。ベイスよりはマシといったところまで持ち直してきた(持ち直せていない)。チーム打率は相変わらず酷い有様。ホームランも14試合でたったの3本。にも関わらず完封負けを喫したのは1試合だけ。正直、どうやって勝ってるのか謎。

それはそうと、前田健太岩隈久志田中将大が揃って同じ日に登板するローテーション組まれてるのが何とも惜しいので、どこかでスライドしてくれないかしら。

 

D.A.N.

D.A.N.

 

心地良いリズム。浮遊感のある歌声。ミニマルでメロウ。OGRE YOU ASSHOLEクラウトロック感と、APOGEEニューウェーヴ感。以上!と言ってしまっては乱暴すぎるか。モダンなサウンドだと思うけど、なんとなく物足りなく感じるかな。いっそインストにするか、一時期のサカナクションみたいに振り切ってくれれば良いのに。

 

スチャダラパーのミニアルバムが気になってる。リード曲『レッツロックオン』、フィリーソウル感のあるトラックはスチャ以外だとダサく聴こえちゃうかも知れないね。彼らのキャラが立ってるからこそ成立してる絶妙のバランスだと思う。

去年出たアルバム『1212』もかなり良かった。『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』のCMソングとして『ゲームボーイズ2』を提供って、字面だけで鳥肌モノじゃないか。初代『ゲームボーイズ』にあった愛ゆえの毒が欲しかったところではあるけども、いつまでも愛や希望を歌い続けるポップス畑の人たちと違って、ちゃんと本人たちが加齢していることにホッとする。チャットモンチーとの共作『M4EVER』もめちゃ良かった。橋本絵莉子に「息子を心配する五十路の母親」を歌わせた時点で勝ち確定。ていうか、えっちゃんに「もしもしBOSE?お母さんだけど」って言われる日が来るなんてな。このハンドルネームはかれこれ10年以上名乗ってるけど、やっと報われた気がする。

私の頭の中の堀込泰行

ルナが怪我で離脱のため堂林が一軍合流。チームが好調だっただけに打線はいじりづらいところだったけど、ルナに関しては調子がいまひとつだったので良いタイミングだったのかも。まぁそれも堂林が打たなければ……と書いてたら堂林1号ホームラン。これは鯉のプリンスですわ。

 

4月30日まで値下げ中ということで買おうか迷ってる。数年前にノイズキャンセリング搭載ヘッドホンを試聴したときに感じた「いかにもノイズをキャンセルしてまっせ」的な違和感が皆無。装着した瞬間、本当に防音室に入ったような静寂に包まれる。イヤーパッドの着け心地も抜群に良い。車通勤だし、騒音の中で音楽を聴くシチュエーションはないのだけど、キーボードのタッチ音や空気清浄機の動作音といった生活音が消えて音楽に没入できるのは大いに魅力的。ただ、乾電池が切れてノイズキャンセリングがオフになったときに音質が大幅に低下してしまうのがネックではある。AVをこっそり観るときに外界の音が聞こえないのも不安だな。現状のMDR-1RMK2に不満があるわけではないし、うーん。

 

純情ランドセル(初回限定盤)(DVD付)

純情ランドセル(初回限定盤)(DVD付)

 

相変わらず器用なバンドだなぁ。俺個人の勝手な印象だけど、きのこ帝国といきものがかりを直線で結んだ中心にいるような、そういうポジションにいるバンドだと思ってる。そんなポジションあったの!?っていう場所に、すっぽりと収まってしまっている。

『ショートホープ』が特に良い。刹那的な希望=ショートホープにすがる人間を描いた歌詞も秀逸だし、ブラック・コンテンポラリーやアーバンソウルのアダルトな雰囲気も世界観に合ってて素敵。蔦谷好位置のピアノソロが炸裂するアウトロも格好いいね。

そうそう、『あなたのあのこ、いけないわたし』という曲、ちゃんと聴くまで『あなたのあこ、いけないわたし』と勘違いしてて、なんかすごいド直球な欲求不満ソングが来たなと思ってた。頭のなかで堀込泰行が「僕の短小をジョークにしても眉をひそめないで」と歌ってた。

もっと良い雨が降るから

apple musicのおかげで新譜ばかり聴いている。

ちなみに宇多田ヒカルの新曲はまだ一秒も聴いていない。単なる天邪鬼。聴いてないけど、宇多田ヒカルが新曲を出して、みんなが感想を言い合ってる空気感は非常に良いものだと思う。

 

Man About Town

Man About Town

 

「現代ソウルの至宝」という広告代理店の安直なキャッチコピーも面目躍如のクオリティ。どの曲もポップで耳馴染みが良くて、全11曲37分という尺も完璧。スティーリー・ダンを思わせるAORテイストなM-7『The Valley』があったり、彼の好きな音楽が透けて見えるようで聴いていて楽しい。なんとなくKANの作品を聴いた時に感じる職人気質みたいなモノをこの人からも感じる。

 

Holding the Stage

Holding the Stage

 

1979年~2012年までに行われた8公演からセレクトされた10曲を収録。とても良かった(小並感)。5曲目『Disco Monk』と続く6曲目『You're Mine You』が特に好き。あとはアルバムのラストを飾る曲が『Don't Stop the Carnival』ってのも粋じゃないか。この曲を収録したのが2001年9月15日、つまり9.11の数日後というのも色々と思うところがある。

参加ミュージシャンやアドリブの技法について薀蓄を語れるようなジャズファンではないし、ロリンズの作品もサキコロ他数枚を聴いた程度だけど、こういうのを聴いちゃうと本格的に掘っていきたくなるな。

 

Leaps in Leicester

Leaps in Leicester

 

サッカーファンにとってトレンディなタイトル、そして何よりもホーキンスとパーカーという名前に惹かれて聴いてみたらゴリゴリのフリージャズで無事死亡。フリージャズは分からんなぁ。分かるとか分からないとか、そういう音楽じゃないんだろうけど、基本的にミーハーな耳なので聴いていて不安になってしまう。

やっぱりチャーリー・パーカーのドライヴ感が一番好きだ。演奏している時の表情も良い。

日米の野球とか音楽とか

アトランタ・ブレーブス開幕8連敗。MLBブレーブスを応援しよう!と開幕前に決意したのに早くも心が折れそう。新球場移転に向けて再建中(今季を捨てて良い順位のドラフト指名権を獲得する方針)なのは分かってるけど、さすがに開幕8連敗は予想してなかった。チーム打率.208とかもうね。つまりそれって全員が2014年の杉谷拳士並ってことですよ。そらもう泣きたくなりますよ。まぁ、どこまで連敗が続くかという興味は持続しているので、そういう意味ではブレーブスを選んで正解だったのかもね……

 一方の広島カープは絶好調。毎日ウッキウキですわ。

オープン戦は今のところ悪くない感じ。とは言え大瀬良の離脱で先発の駒が危ういし、リリーフ陣も心もとない。打線は昨季より厚みがあるので春先に関しては打ち勝つ野球をして欲しいところ。そのためにも緒方監督の成長が望まれる。アホみたいに盗塁死させるのはストレスが溜まるのでやめてクレメンス。

開幕前に書いた願望がそのまま実現していて夢のよう。3割打者が4人並ぶ強力打線に、リーグ最多盗塁(しかも成功率.929)。ちょっと出来過ぎで怖いくらい。新井の2000本安打と黒田の日米通算200勝も迫ってきてるし、今年こそ優勝してくれないかなぁ。ていうか広島に人事異動ならんかなぁ。

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きれいな顔してるだろ。ウソみたいだろ。後方へのファールなんだぜ。これで。

 

アイドルネッサンス石野理子に電話をかけるだけの動画。「今どんな服着てるの?」「セーターの下は?」「ヒートテックの下は?」の畳み掛け方が完全に変態で笑える。俺も理子ぽんに「バカじゃないの?」って言われたい。ってのはどうでもいいけど、(岡村靖幸『あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう』の節回しでの)「ど~んな服着てる~だろう」の切り返しには感動を覚えるね。15歳の少女が、日常生活で、岡村靖幸をジョークにして笑ってるんだぞ。音楽が、音楽としてではなく、相互理解に基づく言語として機能している瞬間。こういう瞬間のために自分は色々な音楽を聴いてるんだと再認識するな。

 

Welcome the Worms

Welcome the Worms

 

2010年に解散したMIKA MIKOの中心メンバーが結成したBleachedの2ndアルバム。良い感じに歪んでてラフで、いわゆるUSオルタナっていう音。That DogとかVeruca Saltとか、あと日本だったら日暮愛葉のバンド界隈が好きな人だったらストライクじゃないかと。

これ書きながらThat Dogを聴き直してみたけど、やっぱり格好いい。the pillowsが『Hello, Welcome to Bubbletown's Happy Zoo (instant show)』で派手にパクった『Ms. Wrong』って曲が特に好きだ。ヴァイオリンが狂ってて最高。