MAZDA3にのって

買い物に出かけたらサイフないのに気づいたけどスマホがあれば電子マネーQRコードで決済ができる世の中なので何の問題もありませんでした。そんなわけで、まだ数日間だけど主に通勤メインでMAZDA3を運転してみたインプレッションを書き留めておきます。ところで感想のことをインプレッションって書くと賢そうじゃない?

◆運転がラク

通勤距離が長くなって運転が大変だと感じたから買い替えたわけで、ラクになってもらわなければ困るんだけど、想像以上にラクでした。

革シートの座り心地、車内の静粛性、走行性能も今までの車と比べたら格段に良くなったし、何よりありがたいのは全車速追従のレーダークルーズコントロール。通勤経路の大半が片側一車線のバイパス道路(だいたい60〜80km/hくらいで前の車にあわせて巡行する感じ)という自分にとって、この機能はめちゃくちゃ重宝する。別にMAZDA3独自の機能でも何でもないけども。

あと一旦停止中はブレーキペダルから足を離してもブレーキ状態が保持されるブレーキホールドも便利。これとクルコンがあると足回りの疲労度はかなり違ってくるね。毎回エンジンを始動するたびにブレーキホールド機能をONに設定しなくちゃいけないのが億劫だったので、シートベルトを着用すると自動的にブレーキホールド機能が作動するオートブレーキホールドも購入しました。

◆音響が素晴らしい

やっぱりオプションでBOSEスピーカーを付けといて良かった。特に低音の効いたエレクトロサウンドとか最高にアガるので、このタイミングでPerfumeがサブスク解禁したのは間違いなく俺のためだと思う。サンキューPerfume。フォーエバPerfume

もっぱらBluetoothApple Musicを再生したり、HDMI端子に繋いだfire TV stickをスマホテザリングでネット接続してYoutubeを再生して楽しんでます。中田敦彦のチャンネル面白いすね。デフォルトだとHDMI入力とテレビは運転中に表示されないのでTVキャンセラーも買いました。

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

Fire TV Stick - Alexa対応音声認識リモコン付属

 
データシステム(Datasystem)テレビキット (切替タイプ) MAZDA3 マツダ3用 UTV414

データシステム(Datasystem)テレビキット (切替タイプ) MAZDA3 マツダ3用 UTV414

 

ちなみにApple MusicとYoutubeBIGLOBE SIMのエンタメフリーオプションに加入してるので通信量にカウントされないのです。どうだ参ったか。

今回のマツコネはFLAC音源の再生にも対応してるらしいので、そのうちUSBメモリFLACファイルを入れて試してみようかと。

◆燃費良好

とりあえず5日間ほど主に通勤で使用して、メーターに表示されている平均燃費は24km/L。「20km/Lいけば良いなぁ」という購入前の期待値を軽々と上回ってくるスタイル。しかも燃料は軽油。これまでより月1万円ほど交通費が削減できてしまう試算結果に打ち震える。おいおいやべーな。1万円あれば格安のアレでオキニのあの子の給油口に満タン入りまーす……って誰の燃料が軽油じゃボケ。

 

ええと、最後にちょっとネガティブポイントも書いておきます。後部座席の狭さや後方視界の悪さは今更って感じなので、それ以外で気になったところを。

◆変なとこ行けない

はい。すぐバレる。ていうかバレた。いや変なとこは行ってないけど、会社の人に「昨日◯◯にいたでしょ。駐車場に停まってるの見たよ」って言われて戦慄した。

自分が住んでる東海地方では滅多に走ってるのを見かけない(実際、契約してから3ヶ月間一度もすれ違ったことがない)し、まして俺のはソウルレッドクリスタルメタリック×バーガンディーセレクションという派手仕様。さすがに希望ナンバー「3」とかは自重したものの、それでもアホほど目立つので、ラブホとかアダルトグッズショップとか気軽に行けないです。いったい俺はMAZDA3にのって何処へ行けば良いのか。MAZDA3にのってララララララララララララララララララララ…… 

MAZDA3が納車されました

いやー赤い。そりゃ赤いとは聞いていたけど、想像を超える赤さ。赤井英和よりも赤い。でもって硬い。赤くて硬い。やばくねーか。だって赤くて硬いものって大体カッコいいじゃん。ザリガニとか。さすが何百万もするだけある。と思ったらMAZDA3はそれだけじゃない。動く。いやザリガニも動くけど。そうじゃない。中に入って運転できる。仕組みは謎。たぶん産業革命とかのアレだろ。知らんけど。

そういや試乗したのは契約前の一度きり(グレードもボディタイプも違うやつ)だった。なるほどこれがディーゼルエンジン。SKYACTIVE-Dね。Dの一族的なやつね。ほーん。dポイントも溜まるのかな。溜まらんのかな。溜まってくれたら堪らないな。溜まってるの?って聞いてくれる子はいい子だな。

そんなことを考えているうちにディーラーの納車手続き完了。下取車と新車を並べて記念撮影を勧められたけど、元カノと新しい彼女に挟まれて3ショットとか気が狂っているとしか思えないので丁重にお断りして帰宅。いやーそれにしても赤い。

取り急ぎP30 liteのカメラ性能を試してみた

考えてみたら車を嬉々として撮影してブログで公開するのも気恥ずかしいので適当な写真を撮って比較してみることにする。どちらもカメラが被写体や撮影シーンを検知して自動で画質調整してくれるモードにて撮影。

 

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Xperia X compact(プレミアムおまかせオート)

 

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 P30 lite(AIカメラ)

 

はい。輝度、コントラスト、色彩表現、階調表現、精細感、ノイズリダクション、何もかも違った。ビビる。P30 liteのカメラが良いのは分かるけど、それにしてもXperiaのほう酷すぎないか。全体的にボヤボヤのザラザラやんけ。

これだけ綺麗に撮影できることが分かったので、せっかくの最先端テクノロジーを無駄にしないためにも今後は積極的にインスタ映えを狙っていったり、可能な限りハメ撮りにもチャレンジしていくことにする。乞うご期待!

HUAWEI P30 liteを買ってみた

2年半ほど使用したXperia X compact(SO-02J)のバッテリーがヘタってきて、せっかく数ヶ月前に格安SIMに乗り換えたんだしSIMフリー機を買おうと思ったわけ。

  • ゲームは一切やらない
  • 写真や動画はあまり撮らない
  • 動画再生も滅多にしない
  • 情報収集とSNSと音楽プレーヤーが主な用途

という自分の利用環境からして高スペックなんて全く必要ないんだけど、だからと言ってショボい機種は持ちたくない、という無駄な見栄もあったりする。だってねぇ。合コンで女の子に舐められたくないじゃん。

で、辿り着いたのが表題の機種。うん。そう。見栄を張ったわりに中華スマホ。仕事のツテで2万円以下で手に入るとのことで即決だったよね。よく考えたら合コンとか行ったことなかったわ。あと俺、女の子には積極的に舐められたいタイプだった。34年半使ったバッテリーはビンビンだぜ。ということでHUAWEIから5月に発売されたP30 liteを一週間ほど使用してみたので雑感を記しておく。各項目は価格.comのレビュー欄から拝借。

 

【デザイン】★★★★☆

極狭ベゼルにノッチという今時のデザイン。縦に並んだ背面のトリプルレンズが少し出っ張っているものの、付属のソフトケースを装着すると平らになる仕様。全体的に安っぽさはなくて上々かと。電源ボタンと音量ボタンはもうちょっと下のほうにあると押しやすかったとは思う。

 

【携帯性】★★★★☆

でかいわりには軽いしエッジが湾曲してるので意外と手に馴染んで持ちやすい。手帳型ケースでも付けない限りジーンズのポケットにもすんなり入るし、携行に苦労することはないかな。

 

【レスポンス】 ★★★★★

前述の通りCPUに負荷がかかるゲーム等は一切やらないので今のところストレスフリー。

サイズアップにより画面右側や画面上部がタップしづらくなって俺自身の操作レスポンスが落ちてしまったのは致し方ないところ。特にステータスバーを下ろすとき親指が届かないんだよなぁ。

 

【画面表示】 ★★★★☆

そら有機ELと比べればコントラストは落ちるけど、自分の用途には不要なので問題なし。画面の明るさの自動調整が上手いというか自然な気がするな。夜間の使用時に眩しいと感じることが減った。

 

【バッテリー】 ★★★★★

買い替えの動機になった項目。2年半使ったXperia X compactと比べて、体感的には倍くらい長く持つようになった。仕事から帰ってきても電池残量50%を下回っていないのは嬉しい限り。これで仕事中も気兼ねなくスポナビプロ野球速報が見られる。

 

【カメラ】 

使ってないので採点なし。せっかくだし新車が納車されたらXperia X compactと手持ちのミラーレス一眼NEX-6と撮り比べてみようかと。

 

【総評】

デザインの項目でも触れたけど、付属品としてソフトケースまで入ってるの凄いよね。最初から画面保護フィルム貼り付けてあるわ、充電ケーブルだけじゃなくてACアダプターも付属してるわ、おまけに(使ってないけど)イヤホンまで入ってるわ、至れり尽くせり。そら価格.comでも人気ランキング1位になりますわって話。Qi、防水、おサイフケータイNFCあたりが非対応でも問題なくて中華スマホにアレルギーがない人はコレ選んでおけば間違いないです。コスパ最強。

初めてフジロックに行ってきた(三日目)

台風一過で晴れ渡った最終日。

 

◆スカート(10:20-11:00 RED MARQUEE)

晴れた日曜日、昼間、野外。ポップミュージックにとって最高のロケーションが揃って実写版クッキングパパもご満悦の様子。ただひたすら心地いいシティポップというわけでもなく、実は鬼気迫ってたり、どこかで孤独を感じてたり、不意に垣間見える狂気じみたものにハッとする瞬間が個人的にスカートの魅力だと思ってて、このライブでも随所にそれを感じることができて良かった。

 

その後、雨と汗と泥で汚れきった身体を清めるべく会場近くの温泉へ。ひとっ風呂浴びて昼メシを食べたら戻るつもりだったのだけど、うっかり長居してしまって、会場に戻ってきたのが16時過ぎくらい。

 

◆HYUKOH(16:30-17:20 WHITE STAGE)

何年か前にシャムキャッツの夏目くんがレコメンドしていて存在を知った韓国の4人組バンド。ホワイトステージがほぼ満員。人気あるんだなぁ。

ストイックな演奏スタイル、ミニマルな曲構成、MCも最低限というストロングスタイルなんだけど、すごく人間味を感じるライブだった。もっと言えば、このタイミングで韓国のバンドが日本のロックフェスで演奏することの意義を感じるような構成だったと思う。『LOVE YA!』という曲にはビートルズ忌野清志郎のマインドを感じたし、彼らのロックバンドとしての「真摯さ」に思わず胸が熱くなった。

 

THE CURE(21:00-23:15 GREEN STAGE)

スピッツだったり、ピロウズだったり、キュアーに影響を受けたバンドの音楽を浴びて育ってきた(L'Arc〜en〜Cielは全く聴いてこなかったけども)自分にとって、彼らのライブは初めて観るのに懐かしく感じる瞬間が多々あって、会ったこともないご先祖様がキュウリの馬に乗ってやってきたようなスピリチュアルな感覚に包まれて思わず泣きそうになったけどボーイズドントクライ。この例えだとキュアーが死人のようだけども。

楽曲そのものの瑞々しさはもちろんのこと、演奏に関してもテクニックをひけらかすようなプレイに走らないのが実に素晴らしかった。これは数々の名曲が未だロバートスミス自身の卓越したポップセンスとオルタナティブなパッションに支えられていることの証明だと思う。テクニカルなアレンジを加えた『Friday I'm In Love』なんて誰が聴きたいと思うのかって話。でもそういうことやっちゃうバンドいくらでもいるからね。

 

そんなわけで初のフジロック終了。チケットがもっと安くなって会場が近くなってゴミが減って雨が降らない涼しい時期にやってくれたらまた行きたいと思えるほど楽しかったです。

初めてフジロックに行ってきた(二日目)

はい。台風接近の二日目。

洒落にならんレベルの悪天候と、世界一クリーンなフェスが聞いて呆れるゴミだらけの会場と、フジロックに全然テンションが上がらない自分自身への失望によって、この日も大半の時間をテントで過ごしてしまった。下手すりゃテントの中でヘッドホンつけてフジロックYoutube配信を視聴してたもんな。DYGLめちゃ良かった。

ちゃんと観たのは二組。もはや「ちゃんと観た」ってのもおこがましいのだけど。

 

キセル(13:40-14:30 FIELD OF HEAVEN)

一曲目が大好きな『くちなしの丘』だったので救われた気がして、その後も『ビューティフルデイ』や『ギンヤンマ』を聴けて嬉しかった。

でもなー。どうしてもキセルってスタジオミュージシャンの印象が拭えないというか、ライブも悪くはない(むしろ素晴らしい)んだけど、音源の魅力に及ばないことが多々ある気がする。音の奥行きとか浮遊感が失われてフィジカル寄りになっちゃうのが俺の肌に合わないのかな。

 

clammbon(18:10-19:00 WHITE STAGE)

新譜を聴いていなかったので知らない曲ばかりだった。まぁでもクラムボンだし大丈夫だろ、という謎の信頼感はあったよね。3曲目くらいに演った曲がスウィンギーで良かった記憶。

最後に知らない人が出てきて知らない曲を演奏して会場がえらい盛り上がってたのだけど、豪雨が酷くて正直あまり覚えていない。

 

テントに戻ってからDAZNで野球観戦。気付いたら松坂が1/3回8失点KOされてて居た堪れない気持ちになった。咲けよ大輔。広島は8連勝。開幕直後の不調で4連覇を早々に諦めて、5月の月間20勝でやっぱり4連覇を確信して、交流戦以降の大スランプで再び今季は諦めたのに、また可能性が出てきてしまった。西川とバティスタがいよいよ本領発揮してきて頼もしい。あと今村が復活してきたのもデカイよなぁ。中崎一岡中村が揃って使えなくてレグナルトも息切れ気味の現状、遠藤と菊池がよくやってるとはいえ、これまでの実績がある今村がブルペンにいるといないでは大違い。先発陣は復調してきただけに、夏場はブルペンの層の厚みが勝負を分ける鍵になりそう。ええと、なんのレポだっけ?

初めてフジロックに行ってきた(初日)

「いっけな〜い!遅刻しちゃう〜!」と食パンくわえながら慌ただしく出発。色々あって金曜日の15時頃に到着。うん。普通に遅刻した。まぁいい。せっかくの初フジロックだし、飲めないビールを飲むんだぜ!と入場するなり勢いよくグイッと引っ掛けてからテント設営。

テントの中で目を覚ましたのが18時過ぎ。

うん。寝た。移動の疲れと酒の弱さが合わさって、勢いよくグイッと爆睡した。いやー愉快愉快。みんなは初めてフジロック行ったとき、いちばん最初に何を見たか覚えてる?ハイロウズ東京スカパラダイスオーケストラ?俺はね、夢。そう夢。いや比喩じゃなくて。ウケるー。

たったビール一杯で頭ガンガン・足フラフラになってしまう己の不甲斐なさを呪いながら周辺を散策してたら雨脚が強くなってきたのでテントに退却。小峠だったら「あんた何しに来たんだ」ってツッコむだろうな。しかし残念ながら俺は西村ではないのである。

そういや数年前のラブシャでも日中の大半を駐車場で居眠りしたり会場周辺をブラブラして過ごしてしまったし、別のフェスでも近所の健康ランドでグダグダしすぎて何も観れなかったことがあった。クズ野郎だな。まっこと。

 

◆MITSKI(20:00-21:00 RED MARQUEE)

結局、この日まともに観た唯一のアクトがこれ。キャンプサイトから近くて屋根があるから、という安易な理由でレッドマーキー

洋楽にはめっぽう疎いので恥ずかしながら完全初見だったのだけど、非常に良かったです。おっぱいも大きかったし。本当に素晴らしい音楽が鳴り響くのは、俺のこのちっぽけな頭の中とかそんなところではなく、フジロックのステージの上なのだ、と思ったね。流暢な日本語で喋り出したときはすげえビックリした。一瞬、俺の英語力が急激に上達して彼女の言葉が理解できるようになったのかと。

不安定な歌メロの違和感に惹かれる感じとか、静動トランジションの心地よさとか、ずっとブリーダーズ(というよりキムディール)みたいだなぁと思いながら聴いてた。めちゃくちゃ『Cannonball』っぽいベースラインの曲もあったし。帰ってきてから調べたらピクシーズオープニングアクトを務めたこともあるんだね。俺の少ない洋楽知識でもちゃんと数珠が繋がることに感動を覚える。もちろん他の音楽からのインプットも随所に感じられたし、ステージでの立ち振る舞いもユニークで、音楽家としての懐の広さだったり太もものエロさを存分に見せつけてくれました。

 

ケミカルブラザーズをチラ見しながらカレーと豚串を食べてテントへ帰還。カープの試合結果をチェックして就寝。この日のベストアクトはMITSKIとプロ第一号ホームランを放った小園海斗です(白目)