初めてフジロックに行ってきた(初日)

「いっけな〜い!遅刻しちゃう〜!」と食パンくわえながら慌ただしく出発。色々あって金曜日の15時頃に到着。うん。普通に遅刻した。まぁいい。せっかくの初フジロックだし、飲めないビールを飲むんだぜ!と入場するなり勢いよくグイッと引っ掛けてからテント設営。

テントの中で目を覚ましたのが18時過ぎ。

うん。寝た。移動の疲れと酒の弱さが合わさって、勢いよくグイッと爆睡した。いやー愉快愉快。みんなは初めてフジロック行ったとき、いちばん最初に何を見たか覚えてる?ハイロウズ東京スカパラダイスオーケストラ?俺はね、夢。そう夢。いや比喩じゃなくて。ウケるー。

たったビール一杯で頭ガンガン・足フラフラになってしまう己の不甲斐なさを呪いながら周辺を散策してたら雨脚が強くなってきたのでテントに退却。小峠だったら「あんた何しに来たんだ」ってツッコむだろうな。しかし残念ながら俺は西村ではないのである。

そういや数年前のラブシャでも日中の大半を駐車場で居眠りしたり会場周辺をブラブラして過ごしてしまったし、別のフェスでも近所の健康ランドでグダグダしすぎて何も観れなかったことがあった。クズ野郎だな。まっこと。

 

◆MITSKI(20:00-21:00 RED MARQUEE)

結局、この日まともに観た唯一のアクトがこれ。キャンプサイトから近くて屋根があるから、という安易な理由でレッドマーキー

洋楽にはめっぽう疎いので恥ずかしながら完全初見だったのだけど、非常に良かったです。おっぱいも大きかったし。本当に素晴らしい音楽が鳴り響くのは、俺のこのちっぽけな頭の中とかそんなところではなく、フジロックのステージの上なのだ、と思ったね。流暢な日本語で喋り出したときはすげえビックリした。一瞬、俺の英語力が急激に上達して彼女の言葉が理解できるようになったのかと。

不安定な歌メロの違和感に惹かれる感じとか、静動トランジションの心地よさとか、ずっとブリーダーズ(というよりキムディール)みたいだなぁと思いながら聴いてた。めちゃくちゃ『Cannonball』っぽいベースラインの曲もあったし。帰ってきてから調べたらピクシーズオープニングアクトを務めたこともあるんだね。俺の少ない洋楽知識でもちゃんと数珠が繋がることに感動を覚える。もちろん他の音楽からのインプットも随所に感じられたし、ステージでの立ち振る舞いもユニークで、音楽家としての懐の広さだったり太もものエロさを存分に見せつけてくれました。

 

ケミカルブラザーズをチラ見しながらカレーと豚串を食べてテントへ帰還。カープの試合結果をチェックして就寝。この日のベストアクトはMITSKIとプロ第一号ホームランを放った小園海斗です(白目)