2月のこと

友人と会う予定がことごとく流れてしまい、休日はほとんど自宅で過ごしていた。プロ野球のキャンプ情報をチェックしたり、槇原敬之の再逮捕の報せに思いのほかショックを受けなかった自分自身にショックを受けたり、ひたすら古い音楽を聴いたり。だいたいそんな感じ。3月はもうちょっとアクティブに動こうかと。

2月の大イベントは、前々から欲しかったコーヒーメーカーをついに購入したことかな。

最初はこの辺でいいかなと思ったのよ。豆を挽いて抽出までしてくれる、いわゆる全自動タイプ。その中でもわりと手頃なやつ。でもレビューとか見てたら後始末が色々と面倒臭そうで、それはちょっとなぁと思ったわけ。だったらコンビニで買ったほうが手軽じゃんってなっちゃいそうで。

こいつなら自動洗浄機能ってのが備わってて手入れは楽チン。しかもシロカより音も静かで味も良いらしい。全然知らなかったけどコーヒーメーカーと言えばコレ、みたいな定番商品なんすね。値段はシロカが1万円くらいで、こっちが2万円くらい。そこそこする。でも毎日の手間暇とか美味しいコーヒーを飲むこと考えたら全然いいかなって。で、結局

気付いたら4万円のやつ買ってた。エントリーモデルのくせに4万円。いや、だってね、シロカもパナソニックも、いざコーヒーを飲もうと思ったらその都度コーヒー豆と水を計量してマシンに投入する必要があるのよ。どんだけ面倒臭がりだよって話だけど、でも朝の忙しい時間帯に、わざわざスプーンで豆を計量して水をタンクの目盛りに合わせて紙フィルターをセットして、とかやってらんなくない?起きたらボタンひとつで淹れたてのコーヒーが出てくる、それが本当の全自動コーヒーメーカーなんじゃないの?っていう。それを可能にしてくれるのがデロンギだったの。豆も水も適当にぶち込んでおけばOK。ワンタッチで自動計量して一杯分を抽出してくれる。分量を間違えて台無しになることもない。最近は洗濯機でも液体洗剤をあらかじめタンクにぶち込んでおけば洗濯のたびに自動投入してくれるモデルがあるけど、そんな感じ。これぞ文明の利器。マジ最強。え、たった4万円で良いんですかってレベル。いや嘘。わりと思い切った。でも大満足。ディズニーランドもUSJも行けなくて暇な女の子はウチにコーヒーでも飲みに来れば良いんじゃないかな。ぶち込んで自動投入するよ。そのときはワンタッチじゃ済まないけどね。どうだい。俺のデロンギは。エントリーモデルだろう?