Lucy in the Sky with Diamondsだね

「そのジャケット去年も着てませんでした?」じゃねえよ去年も一昨年も着てたよ悪いかよバカ野郎。三年目の上着くらい大目に見ろよ。というやりとりをするのが面倒なので普段から不要不急の外出を控えている俺に死角などないし、普段から不眠不休で中に入れることを考えている俺には誰かと濃厚接触する資格などない。ただ、こんな時だからこそコロナワールドのカラオケで『Diamonds』(プリンセスプリンセス)を熱唱したいロックンロールスピリッツは不朽不滅なので誰か誘ってください。好きな服を着てるだけ悪いことしてないよ。いやこっちの話。

そんなわけで相変わらず部屋に引きこもって音楽を聴いている。iTunesにレート機能ってあるじゃんか。最高で五つ星まで付けられるやつ。先日、ふとiTunesライブラリに登録してる全曲をレーティングしたいって衝動に駆られたわけ。プレイリスト作るときにも色々と便利そうだし。

で、せっかくなら古い曲から順番に聴いていったほうが音楽史的にも楽しめるかなと思って1920年代から聴き始めてみた。これがなかなか楽しい。ブルース、カントリー、ジャズ、ロカビリー、ブリルビルを経過してからのビートルズ登場ってのはマジで当時の一大センセーションだったんだなってのが理屈ではなく鳴っている音そのもので理解できる。こんなもん誰でも熱狂するよな、と肌感覚で分かる。やばい。えぐい。間違いない。語彙力は50年代に置いてきた。これを書いている時点ではディランがだいぶ聴きやすくなってきた60年代中頃を漂流中。こういう聴き方をしてるとディスクガイドや音楽史に関する書籍が欲しくなるな。オススメあったら是非教えてください。

ところでBluetoothヘッドホンを修理に出しているので有線ヘッドホンを使用してるんだけど、iMacってのはどうしてディスプレー向かって右側にヘッドホン端子をレイアウトしてしまったんだろう。片出しヘッドホンはたいてい左側にコードがくるわけで、つまり

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当然こうなる。デスク上を大横断。右から左へ。坂本龍一かよ。なんでもないです。え、でもホントにアップルってバカなの。それとも2020年にもなって有線ヘッドホンを使ってる俺が時代遅れのバカってことなの。いやいや。穴があったら挿すでしょ。いったい俺はこの想いを誰にぶつければいいの。アップルの偉い人か。なぁ。アップル社のビルの屋上で叫べばいいのか。寒そうだなおい。ちょっと誰か上着貸してくんない?