スワーン!

Panasonic 目もとエステ ピンク EH-SW50-P

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目の下のクマが酷いので目もとエステを買おうかと思ったんだけど、俺が部屋で一人でこれ着けてたら完全にアブノーマルプレイの一種だよなー。とりあえずブルーライトカットのメガネ買うか。いやアブノーマルプレイは嫌いじゃないけどね。

 

ロンドンの首都警察に勤めるニコラス・エンジェルは、大学を首席で卒業し、警察学校でもトップの成績を残し、検挙率もトップで幾度もの表彰を受けた 頭脳明晰でスポーツ万能なエリート警察官。ところが彼はその余りの有能さゆえ、上司や同僚から迷惑がられ、田舎町サンドフォードに左遷させられてしまう。

ほとんど犯罪など起こらないサンドフォードでニコラスを待っていたのは、呑気でいい加減な仲間たちと共に退屈な仕事に従事するばかりの日々。首都警 察の頃と同じ調子で真面目に働く彼は周囲と馴染めず、ここでも浮いた存在になっていく。しかし、この一見平穏な村には、ある恐ろしい秘密があった。

監督がエドガー・ライトで、主演がサイモン・ペッグニック・フロストと来れば、そんなもん面白くないわけがないだろっていう。もともと皮肉屋っぽい性格なので英国式のジョークは大好物。『ショーン・オブ・ザ・デッド』も良かったけど、予算も大幅にアップして垢抜けた感のある今作のほうが個人的には好きかなぁ。英国の田舎町をランニングするシーンでキンクスの『The Village Green Preservation Society』が挿入歌として流れてきて、もうその時点で100万点!って感じでした。

「ちゃんと英語が聞き取れれば……」とか「もっと元ネタを知っていれば……」という悔しさもありつつ、それでも十二分に楽しめたのは、コメディとホラーとサスペンスの絶妙なバランス感覚の成せる業。どこにも偏らないからこそ程良い緊張感を保ちながら観ることが出来たし、不意にやってくるネタに本気で笑ってしまう。キャッスルスイートとか、二丁拳銃とか、フェンスジャンプとか、ジャニーンじゃないけど?とか、スワーン!とか、思い出すだけでニヤリとしてしまう。もうちょい登場人物を減らしてタイトにしても良かった気もするけど、とりあえず堤幸彦は今作を100回観れば良いと思うよ。