RIDE ON TIME

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恋愛小説2~若葉のころ

恋愛小説2~若葉のころ

 

昨年の洋楽カバーアルバムに続いて、今作は邦楽カバー。プロデュースは伊藤ゴロー、バックを固めるのは手練れのミュージシャンたち、という時点で一定のクオリティは担保されている。選曲も王道。面白味はなくとも安心して聴ける一枚って感じ。自分はapple musicでダウンロードしたので音質については言及できないけど、SHM-CDのミックスやハイレゾ音源の評判も良さそう。

 

で、アルバムリリースに合わせて出演した音楽番組で欅坂46と歌った『時をかける少女』が良かった。

自分が15歳の時に歌った曲を、48歳になった今、14歳の女の子とデュエットするってのは感慨深いだろうなぁ。冒頭の左右から二人が歩いてくる演出で、ふと『サニー 永遠の仲間たち』が浮かんだ。失恋した過去のイム・ナミを現在のイム・ナミが慰めるシーン。自分のことながら『時をかける少女』から『サニー 永遠の仲間たち』に行き着く文化的な贅沢っぷりに震える。

そういえば原田知世はボニーMの『サニー』もカバーしていたな、と思ってゴンチチプロデュースの『Summer breeze』(2001)を久々に聴いてみて、基本的にこの頃から原田知世の音楽活動はブレていないことを再確認。

 

動画の『時をかける少女』に戻るけど、実は原田48よりも欅坂46に相当ヤラれている。振付が絶望的に楽曲とマッチしていないにも関わらず健気に踊っている姿が微笑ましい。

平手ちゃん、大所帯における個体識別性が高い上に歌声もスペシャルワンで惚れ惚れするな。これは大エースですわ。それから、キリッとした平手ちゃんの対極にいるようなポワンとした存在感を放つ長濱ねる(2分29秒~ソロ)も最&高。ちょっと可愛すぎじゃないですかね。メンバー入りの紆余曲折とか見る限り、運営は二枚看板として育てていくんだろうか。いいぞ、もっとやれ。