それはちょっと

Yahooがこんなことやってたってのはキャンペーンが終わってから知ったんだけど、クリックで救える命なんてねーよ!と思ってる人間なので、ホントこういうの嫌いで。いや寄付はすりゃ良いと思うけどさ。「検索された方おひとりにつき10円を寄付します!ただし上限50万人ね!」ってんなら最初から500万円を寄付すればいいと思うし、てめえの寄付金額をこっちに委ねないでくれない?って話。結局のところ検索した人は25万人強。25万人の思いがこもった250万円より一企業の善意の500万円のほうが有用だと思うけどなー。「災害のことを風化させないキッカケにしたかった」云々みたいな大義名分を振りかざして、じゃあ「3.11」で検索した人がどれだけそのあとウェブで災害について再考したの。どうせ大半がそのままバックページなりタブ閉じるなりしたんでしょ。検索して、ちょっといいことした気分になって、それでおしまい。そいつは結構なことですね!(ゲスの極み)

 

Listen To The Music 3

Listen To The Music 3

 

アレンジャーが槇原本人でない時点で魅力が大幅ダウンなんだけど、選曲もちょっとなー。『真夏の夜の夢』は有閑マダムのむせ返るような色香がキモだったのに綺麗さっぱり漂白されちゃってるし、『流星のサドル』はもっともっと黒いグルーヴ感がないと夜を超えていけそうにない。まぁデンモクを模したジャケットが示す通り、彼が好きな曲をカラオケしただけって感じ。リリースがなかった2013年度の枚数合わせ?と勘繰ってしまう。前作の『Traveling』とかめちゃくちゃ良かったのになぁ。

いつからかシングルのカップリングを既発曲のアレンジで済ますようになったり、アホほどコンピレーション盤を乱発するようになったり、ここ数年の彼の仕事にはどうも疑問符がついてしまう。

 

星がみちる

星がみちる

 

かなり良かった。マイクロスター佐藤清喜のプロデュース曲『ワンダランド』とか本当に最高。この人の作る音楽は個人的にかなりツボで、オブリガード増し増しで多幸感たっぷり、ブラスやストリングスで盛り上げる流麗なサウンドはなるほどアイドルと親和性が高いな~と思った次第。なんていうか、小西康陽冨田恵一とCHOKKAKUを足して割ったような感じ。