Wednesday night to Thursday morning

 
Saturday night to Sunday morning/Shiggy Jr.

今年のベストアルバムとベストソングのランキングを鋭意作成中。春先は古いジャズばっかり聴いてたわりに、気がつけば良い新譜に出逢いすぎて既にキャパオーバー気味。Winkと山口百恵YMOを聴いていた中学時代、槇原敬之とKANと山下達郎を聴いていた高校時代、真心ブラザーズNona Reevesthe pillowsを聴いていた大学時代と、ずっと後追いだった音楽シーンに、ようやく自分自身が追いついた感があるな。まぁ洋楽はビートルズ以降はまだ全然追いつけてないけど。

ベストソングにノミネートした楽曲を眺めるとポップでハッピーな曲が多いので、今年はそんな感じだったのかなと思ってみたりしたけど、よくよく考えてみたら毎年そんな感じだった。人間性は全くもってポップでハッピーじゃないのに不思議だ。

2011年のベストソング10

1. あの頃 / さよならポニーテール
2. ラセン / あらかじめ決められた恋人たちへ
3. Any / 高木正勝
4. めぐり逢い / ショーロクラブ feat. アン・サリー
5. ためいきの銀河 / テリー & フランシスコ
6. 大停電の夜に / cero
7. Limited addiction / 東京女子流
8. メアリー / chocolatre
9. 真昼の子供たち / GRAPEVINE

10. 夜明けのRhapsody / the ARROWS

2012年のベストソング10

1. 江の島/平賀さち枝
2. ワナダンス!/Tomato n' Pine
3. ひみつのみつ/杏窪彌
4. 夕暮れガール/マイクロスター
5. Phantom Light/土井玄臣
6. サーカスナイト/七尾旅人
7. We Rolled Again/THE CIGAVETTES
8. 迷子/伊集院幸希 featuring 鬼
9. 明日へ/Galileo Galilei
10.MISOGI/GRAPEVINE

 

それいけ!アンパンマン アンパンマンのクリスマスショー [DVD]

それいけ!アンパンマン アンパンマンのクリスマスショー [DVD]

 

自己中心的でワガママなドキンちゃんと、弱くて泣き虫なクリームパンダ。互いに反目し合いながらも次第に協力的になっていく過程で二人の成長を丁寧に描き、クライマックスにおける自己犠牲的な行動で一気に自己実現へと昇華させる熱すぎる展開。自己犠牲はアンパンマンの根源的テーマだなー。ロールパンナクリームパンダ→ドキンちゃん→バイキンマン→アンパンマンと自己犠牲のバトンが受け継がれていく流れも本当に感動的だった。ドキンちゃんが居なくなったときのバイキンマンの表情とか、正直かなりヤバかった。唯一、アンパンマンの顔面交換時のBGMは陽気すぎて違和感ありまくりだったけど、あれはまぁ、お約束だから仕方ない。「お姫様を元通りにするのはやっぱり王子様」と劇中劇とリンクさせた着地の仕方も良かったと思う。傑作!